植木町M様奥様のご要望を受け
施工した140年の古民家です。
リフォーム前の玄関写真です。
<外部玄関 ビフォアー>
<外部玄関 アフター>
玄関外部はサイデイングで今風の外壁に仕上げ、
玄関屋根を受ける梁は、玄関に重量感を持たせる為に
現場の中で杉の原木から木の皮を剥ぎ、お客様も一緒に
防腐効果のある「柿渋塗料」で塗った丸太の梁を使用
しています。
玄関柱は「桧の柱」 を使用しています。
<リビング外部 ビフォアー>
庭から見たリフォーム前の建物です。
昔ながらの家なので窓面が多く耐震強度の低い建物でした。
基礎も昔ながらの石の上に乗せた柱で増築している部分は
ブロック構造で、基礎からの見直しが必要な物件でした。
建物をジャッキUPしながら基礎は鉄筋コンクリートにて施工しました。
外壁・内壁は耐震壁を増やし屋根は防災瓦を施し、
地震だけではなく台風にも強い建物に補強してあります。
リビングの仕上がりの様子です。
床板は35mmの杉の1枚板(板の下は断熱材を使用しています。)を貼っています。
壁は漆喰調のクロスを使用し、
天井も床とバランスが取れるよう杉板を貼っています。
木のやさしさを感じることが出来る仕様にしました。
写真のダイニングテーブルは、ビオトピアが作成した一品です!
3m×1m×厚み5センチの杉のテーブルです。
10年近く乾燥させた杉の原木からテーブルに加工して仕上げました。
10人座ってもゆったりと出来るテーブルは、良い感じで納まっているかと・・・
<リビング外部オープンテラス アフター >
リビングの前はやっぱりテラスがほしいですよね。
天気がいいと阿蘇の山々が見えるすばらしいロケーションの中、
語らいながら「カフェ」気分に浸れるように、
「どうせ作るならオープンテラスにされたらどうでしょう!!」
とビオトピアDrチバが提案し製作が決定しました。
あくまでも、古民家の雰囲気を損う事が無いように気を配ったテラスになったと思います。
<内部玄関 ビフォアー>
リフォーム前の玄関です。
<内部玄関 アフター>
リフォーム後の玄関です。
天井を屋根近くまで上げ
「古い太い梁、」を見せることにより古民家を再生しています。
壁の仕上げは「わらを練りこんだ漆喰」 を塗りっぱなしにして
凹凸にし、壁が古民家風にるように仕上げています。
玄関の左側の部分です。
2階部分はロフトになっており
玄関から直接ロフトに上がれるようになっています。
この部分はお客様の趣味の部屋にする予定だそうです。
壁の丸いデザインは、既存建物解体の時に出てきた竹で出来たザルです。
昔庭先で豆など天日に干すときに使っていた道具とのこと。
ビオトピアのDrチバは、これを捨てるのではなくインテリアの一部として
壁に埋め込んでみました。
<和室 ビフォアー>
リフォーム前の和室です。
部屋の中は暗くなっており、梁を隠す為に、天井も低くなっていました。
<和室 アフター>
リフォーム後、古民家の象徴とも言うべき「囲炉裏」を施工、
古い梁を見せる為に梁の上(約3mの高さ)に杉板で天井を作りました。
床も天然杉板(厚さ35mm)を採用。
換気対策も十分に出来るよう業務用換気扇(囲炉裏上)
と部屋南側に吸気口を設けています。
囲炉裏の鍋などを吊り下げ「自在カギ」は、Drチバが古道具屋さんを廻り探してきた品物です。
「自在カギ」の上の格子(昔は格子に乾物類を下げていたそうです。)
は新たに作成し、梁と格子をつなぐロープはワラで編んだものを使い
吊り下げています。
このロープを取付るにあたっては、色々な資料を研究して
Drチバが独自の工夫をしたものです。
この物件は、元々主要構造物が立派な太い柱、梁を使用していましたが、
屋根からの雨漏り等で内装物の傷みがひどく、
建物の30%近くが過去にシロアリ被害に遭っており、
その影響で建物が傾き、
基礎は昔ながらの石の上に柱をのせただけの建物でした。
一見、「建て直したほうがよいのでは?」
・・・と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、お客様の思いは違いました。
「建て直すくらいなら要らない!自分の思い出、これまで使って
きたご先祖の思いを残したいんです。」
との熱いご要望に応えるべく、
これから更に100年持つ家になる様に
約4ヶ月かけて
・建物の傾き直し
・基礎のやり直し
・耐震補強
・屋根の補強
を行い、外装工事、内装工事等で3ヶ月、トータル7ヶ月かけ
「平成の大改修」
を行いました。
郷愁を誘う和の古い雰囲気とモダンで機能的な新しい感覚を取り入れた、
「和洋折衷」の素敵な古民家風別荘です。
ビオトピアにとっても一押しの物件に仕上がりました。


